ご相談内容のまとめ
Ⅱ級骨格に起因する叢生と前歯部開咬の矯正治療計画です。口元の突出感の改善と、正しい噛み合わせの確立を目指します。
お悩みの確認
カウンセリング中にいただいたお言葉をそのまま大切にしています
Ⅱ級骨格性の不正咬合、大臼歯Ⅱ級、上下顎叢生、および前歯部開咬の症例です。口元の突出感を認め、審美的・機能的改善が必要であり、舌癖や顎関節の状態も治療の経過に影響する可能性があります。
現在のお口の状態
検査の結果わかった、高口様のお口の特徴です
Class IIの分類です。この分類をもとに治療計画を立てます。
下の顎が標準的な位置より後ろにある骨格タイプです。大臼歯関係もAngle II級で、下の歯列全体が後ろにずれています。
上の前歯が下の前歯より前に出ている水平的なズレ(オーバージェット)が、標準値(2-3mm)よりも大きいです。顎全体の後方ズレと関連しています。
セファロ分析の微深角(約80-70度、標準95度)から、口元が全体的に前方に位置すると評価されます。口元を後方に下げた方が、一般的な顔貌バランスに近づくと考えられます。
前歯部開咬を認めるため、前歯で食べ物を噛み切ることが難しい状態です。
TREATMENT DETAIL
どうやって治していくか
上顎にはマウスピース(インビザラインと推測)にボタンを装着し、歯列全体を効率的に後方に移動させます。下顎には歯に直接ボタンを装着するタイプを使用します。
上顎を後方に移動させ、上下の顎のズレを改善するために不可欠な装置です。患者様ご自身で装着していただきます。
下顎前歯部の歯列をフラットにするためのスペース確保、および歯茎の薄い部分で歯が骨の外に広がるのを防ぐ目的で行います。
舌癖は前歯部開咬の原因の一つであり、治療後に前歯が閉じることに関わるため、後戻り防止のため機能訓練や食事指導が重要になります。
TREATMENT TIMELINE
治療全体の流れ
セファロレントゲン分析、口腔内写真、顔貌写真などの詳細な検査を実施し、診断を行います。
精密検査の結果に基づき、詳細な治療計画と費用について説明し、契約手続きを行います。
治療の早期段階で、上顎の親知らず(18番、28番)を抜歯します。下顎の親知らずは、矯正治療中に抜歯を推奨しています。
マウスピースの初期セット(約33枚)を装着し、顎間ゴムを使用しながら、上顎歯列全体を後方に移動させます。
下顎前歯部の歯列を押し下げてフラットにし、必要に応じて歯と歯の間を削るIPR処置を行います。
初期マウスピースセット終了後、再度型取りを行い、噛み合わせの微調整や仕上げのための追加マウスピースを使用します。
動かした歯が元の位置に戻らないよう、保定装置(リテーナー)を使用して安定させる重要な期間です。
マウスピース生活のポイント
治療プランと費用
マウスピース装置代はご契約時に一括でお支払いいただきます。親知らずの抜歯費用は、提携クリニックにて保険診療としてお支払いください。