2026年4月2日
福岡MA矯正歯科

ご相談内容のまとめ

高口様

Ⅱ級骨格に起因する叢生と前歯部開咬の矯正治療計画です。口元の突出感の改善と、正しい噛み合わせの確立を目指します。

お悩みの確認

カウンセリング中にいただいたお言葉をそのまま大切にしています

INSIGHT

Ⅱ級骨格性の不正咬合、大臼歯Ⅱ級、上下顎叢生、および前歯部開咬の症例です。口元の突出感を認め、審美的・機能的改善が必要であり、舌癖や顎関節の状態も治療の経過に影響する可能性があります。

現在のお口の状態

検査の結果わかった、高口様のお口の特徴です

Skeletal Class
Angle II

下の顎が標準的な位置より後ろにある骨格タイプです。大臼歯関係もAngle II級で、下の歯列全体が後ろにずれています。

Overjet
大きい

上の前歯が下の前歯より前に出ている水平的なズレ(オーバージェット)が、標準値(2-3mm)よりも大きいです。顎全体の後方ズレと関連しています。

Mouth Position
前方に位置

セファロ分析の微深角(約80-70度、標準95度)から、口元が全体的に前方に位置すると評価されます。口元を後方に下げた方が、一般的な顔貌バランスに近づくと考えられます。

Anterior Open Bite
あり

前歯部開咬を認めるため、前歯で食べ物を噛み切ることが難しい状態です。

CAUSE & EFFECT — 問題の連鎖

どうやって治していくか

🦷
上顎親知らずの抜歯
上顎歯列の後方移動に備え、治療の早期段階で抜歯を行います。
🔗
マウスピース装着と顎間ゴムの使用
上顎を後方に移動し、上下の顎のズレを改善するために顎間ゴムを使用します。
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上顎歯列の後方移動
上顎歯列全体を後ろに動かし、臼歯関係を改善し、口元の突出感を解消していきます。
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下顎歯列の押し下げとIPR
下顎前歯部の形態をフラットにするため歯列を押し下げ、歯と歯の間を0.3mm〜0.5mm削る処置(IPR)でスペースを確保します。
マウスピースの初期セット使用
約33枚の初期マウスピースセットを7〜8ヶ月間使用します。
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再評価と追加マウスピース
初期セット終了後に再度型取りを行い、噛み合わせを整えるための追加セットを使用します。この段階でも顎間ゴムやIPRが適用される可能性があります。
⚙️
マウスピースとボタン

上顎にはマウスピース(インビザラインと推測)にボタンを装着し、歯列全体を効率的に後方に移動させます。下顎には歯に直接ボタンを装着するタイプを使用します。

⚙️
顎間ゴムの活用

上顎を後方に移動させ、上下の顎のズレを改善するために不可欠な装置です。患者様ご自身で装着していただきます。

🦷
IPR(歯間を削る処置)

下顎前歯部の歯列をフラットにするためのスペース確保、および歯茎の薄い部分で歯が骨の外に広がるのを防ぐ目的で行います。

🎯
機能訓練・食事指導

舌癖は前歯部開咬の原因の一つであり、治療後に前歯が閉じることに関わるため、後戻り防止のため機能訓練や食事指導が重要になります。

治療全体の流れ

01
STEP 01
精密検査

セファロレントゲン分析、口腔内写真、顔貌写真などの詳細な検査を実施し、診断を行います。

02
STEP 02
診断・治療計画説明(契約)

精密検査の結果に基づき、詳細な治療計画と費用について説明し、契約手続きを行います。

03
STEP 03
上顎親知らずの抜歯

治療の早期段階で、上顎の親知らず(18番、28番)を抜歯します。下顎の親知らずは、矯正治療中に抜歯を推奨しています。

04
STEP 04
初期マウスピース装着と上顎の後方移動

マウスピースの初期セット(約33枚)を装着し、顎間ゴムを使用しながら、上顎歯列全体を後方に移動させます。

05
STEP 05
下顎歯列の調整とIPR

下顎前歯部の歯列を押し下げてフラットにし、必要に応じて歯と歯の間を削るIPR処置を行います。

06
STEP 06
再評価と追加マウスピース

初期マウスピースセット終了後、再度型取りを行い、噛み合わせの微調整や仕上げのための追加マウスピースを使用します。

07
STEP 07
保定期間

動かした歯が元の位置に戻らないよう、保定装置(リテーナー)を使用して安定させる重要な期間です。

マウスピース生活のポイント

⚠️
顎間ゴムの確実な使用
顎間ゴムは、上顎歯列の後方移動と上下の顎のズレを改善するために治療に必須です。指示された通りに毎日装着してください。
🏫
舌の機能訓練
前歯部開咬の原因の一つである舌癖を改善するため、治療中および治療後に機能訓練が必要です。これにより、治療後の後戻りリスクを減らします。
🦷
食事指導の実践
正しい食事の仕方や、口周りの筋肉の使い方に関する指導は、治療効果の安定と後戻りの防止に繋がります。

治療プランと費用

マウスピース装置代
マウスピース装置一式(初期セット、追加アライナー含む)
¥935,000
保定装置(リテーナー)代
金額は別途ご案内
親知らず抜歯費用(保険診療)
1本あたり¥2,000〜¥4,000程度
💳

マウスピース装置代はご契約時に一括でお支払いいただきます。親知らずの抜歯費用は、提携クリニックにて保険診療としてお支払いください。

よくあるご質問

Q 顎関節の変位は治療にどう影響しますか?
治療開始時に顎関節が後方にずれている可能性がありますが、顎間ゴムの使用により改善が期待されます。ごく稀にさらに後方にずれると、治療ゴールの変更や治療期間の延長の可能性があります。
Q 前歯部開咬の後戻りリスクについて教えてください。
前歯部開咬は、舌癖が原因の一つであるため、治療後に後戻りするリスクがあります。これを防ぐために、機能訓練や食事指導が非常に重要になります。
Q 親知らずの抜歯はいつ頃行うのですか?
上顎の親知らず(18番、28番)は、上顎歯列の後方移動という治療計画のために、治療の早めの段階での抜歯が推奨されます。下顎の親知らず(38番、48番)は矯正治療に必須ではありませんが、スペース的に自然な萌出が期待できないため、治療中の期間に抜歯することが望ましいです。どちらもまだ根が完成していないため、比較的抜歯しやすい状態です。
Q 全体の治療期間はどのくらいかかりますか?
全体の治療期間は18ヶ月から30ヶ月(1年半から2年半)を見込んでおります。顎関節の状態により、顎が前方に移動すれば短縮、さらに後方にずれれば延長の可能性があります。
Q IPR(歯間を削る処置)はどのような目的で行われますか?
IPRは、下顎前歯部の形態をフラットにするためのスペース確保と、歯茎の薄い部分で歯が骨の外に広がってしまうのを防ぐ目的で行われます。0.3mmまたは0.5mm程度の少量のエナメル質を削る処置です。

これからの流れ

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📄
治療計画と費用の合意
提示された治療計画と費用についてご理解いただき、ご契約に進むことにご同意いただきました。
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契約手続きのご案内
この後、スタッフより別室にて契約手続きに関する詳細なご案内をさせていただきます。
💚
最適な治療計画で、高口様の美しい笑顔と健康的な噛み合わせの実現をサポートいたします。一緒に頑張りましょう!