2026年4月1日
福岡MA矯正歯科

ご相談内容のまとめ

痛み様

骨格性Ⅲ級の受け口と下顎のガタつき、そして抜歯後の対応について、マウスピース矯正とメジアライザー装置を使った治療計画をご説明しました。

お悩みの確認

カウンセリング中にいただいたお言葉をそのまま大切にしています

「歯肉が薄いと矯正治療によって歯が抜けやすくなるのか」

矯正治療中の「何ヶ月に1回ぐらい」のメンテナンス頻度について

左下6番の喪失部に対するインプラントとメジアライザーの選択肢について、「予防的なところで言うとインプラントの方がいいのか」

患者は「自分の歯でできるならこれでやりたい」とメジアライザーによる自身の歯での治療を希望する意向。

1
歯肉の健康

矯正治療が歯肉に与える影響や、将来的なリスクについて気にされています。

2
治療後のメンテナンス

矯正治療後の歯の健康維持について、メンテナンスの頻度に関心があります。

3
喪失歯への対応

左下6番の喪失歯に対して、インプラントとメジアライザーのどちらが予防的観点から良いか質問がありました。

INSIGHT

ご自身の歯を最大限に活かした治療を強く希望されており、その選択肢を慎重に検討されています。

現在のお口の状態

検査の結果わかった、痛み様のお口の特徴です

顎の位置
下顎前方位

顎の骨格的なずれにより、下顎が前方に出ている傾向があります。

噛み合わせ分類
AngleⅢ級

奥歯の噛み合わせも下顎が前方にずれた状態です。

前歯の被さり
OJ/OB 1mm

前歯の噛み合わせが浅く、受け口傾向です。

歯のガタつき
叢生あり

特に下顎に歯のガタつき(叢生)が見られます。

CAUSE & EFFECT — 問題の連鎖

どうやって治していくか

🦷
下顎親知らずの抜歯
下顎の親知らずを抜歯し、歯を後方に動かすスペースを作ります。
🩹
左下6番の抜歯
残すことが難しい左下6番の歯を抜歯し、抜歯後のスペース対応に移ります。
⚙️
奥歯の部分矯正開始
下顎にカリエール装置、上顎にメジアライザー装置を装着し、奥歯を計画的に移動させます。
😄
マウスピース矯正による全体調整
上下のマウスピースを使って、全体の歯並びと噛み合わせを整えます。
🦷
上顎親知らずの抜歯
治療の後半で、上顎の親知らずを抜歯します。
⚙️
カリエール装置

下顎の奥歯を効率的に後ろに動かすための固定式の装置です。最初の半年程度使用します。

🦷
メジアライザー装置

上顎の奥歯を前方に移動させ、親知らずを牽引して左下6番の抜歯スペースを閉じるための特殊なカスタムメイド装置です。

🎯
マウスピース矯正(インビザライン)

透明なマウスピースを段階的に交換することで、歯全体を動かし、最終的な歯並びと噛み合わせを整えます。

📡
歯肉下がりへの配慮

歯肉が薄い部分があるため、治療中は歯肉の状態に注意しながら慎重に進めていきます。

治療オプションの比較

比較項目 インプラント メジアライザー
治療方法 インプラント メジアライザー
目的 左下6番の抜歯スペースを補綴する 左下6番の抜歯スペースを自身の歯(親知らずを含む)で閉鎖する
治療期間 比較的短い 1〜2年程度、期間が長くなる可能性
口内の違和感 比較的少ない(外科処置後の回復期間は必要) 装置装着により一時的に喋りづらさや違和感がある
メリット 治療期間が短い、95%以上の高い生存率がある 自身の歯を残せる最大のメリット
デメリット 外科処置が必要、定期的なメンテナンスが必須 期間が長くなる、装置の違和感、歯根の形態により移動が困難な場合がある
💚

患者様はご自身の歯を残すことを強く希望されており、メジアライザー装置による治療を選択されました。万が一、歯の移動が困難な場合は、被せ物やプラスチックでスペースを埋める可能性も検討されます。

治療全体の流れ

01
STEP 01
精密検査と診断

レントゲンやセファロ分析などの画像分析を行い、骨格や歯の位置関係を数値化して診断しました。

02
STEP 02
治療計画の説明と契約

診断結果に基づいた治療計画、費用、期間について詳細をご説明し、本日治療契約を締結しました。

03
STEP 03
抜歯処置

下顎の親知らずと左下6番を提携専門医で抜歯します。これらのスペースが矯正治療に活用されます。

04
STEP 04
奥歯の部分矯正開始

カリエール装置で下顎奥歯を後方移動、メジアライザー装置で上顎奥歯を前方移動させ、抜歯スペースを閉鎖します。

05
STEP 05
マウスピース矯正の開始

上下のマウスピース(インビザライン)を装着し、全体の歯並びと噛み合わせを整えていきます。

06
STEP 06
上顎親知らずの抜歯

治療の後半で、噛み合わせの相手がいなくなる上顎の親知らずを抜歯します。

07
STEP 07
保定期間

歯並びが安定した後、後戻り防止装置(リテーナー)を装着し、安定した状態を保ちます。

マウスピース生活のポイント

⚠️
歯肉の丁寧なケア
歯肉が薄い部分があるため、歯肉下がりには特に注意が必要です。丁寧な歯磨きを心がけ、清潔を保ちましょう。
🏫
一般歯科での定期メンテナンス
矯正専門医での治療と並行して、一般歯科で3〜6ヶ月に一度、虫歯チェックや歯周病予防、歯磨き指導などを受けましょう。
🦷
装置への順応
メジアライザー装置を装着する初期は一時的に喋りづらさや違和感があるかもしれませんが、次第に慣れていきます。最終的には滑舌改善が期待されます。

治療プランと費用

マウスピース矯正(インビザライン)
マウスピース装置代
¥935,000
後戻り防止装置代
¥55,000
カリエール装置代
¥44,000
メジアライザー装置代
¥165,000
親知らずの抜歯費用
別途(保険診療)
💳

後戻り防止装置代は治療完了後2〜3年後に請求されます。メジアライザー装置代はカスタムメイドの特殊な装置のため、上記の金額となります。

よくあるご質問

Q 歯肉が薄いと矯正治療で歯が抜けやすくなりますか?
歯肉が薄い場合、矯正治療によって歯肉が下がるリスクはありますが、非常に高いわけではありません。特別な処置は不要ですが、将来的に歯周病や歯磨きの不徹底があった際にはダメージが大きくなる可能性があります。
Q 矯正治療中のメンテナンスはどのくらいの頻度で必要ですか?
矯正専門医での治療と並行して、一般歯科で虫歯チェックや歯周病予防、歯磨き指導などを3〜6ヶ月に1回程度受けることをお勧めします。
Q 左下6番の喪失歯に対するインプラントとメジアライザー、どちらが予防的に良いですか?
インプラントは技術が成熟しており生存率も高いですが、メジアライザーはご自身の歯を残せるという最大のメリットがあります。患者様のご希望によりメジアライザーを選択しました。
Q メジアライザー装置は喋りづらいですか?
装置を装着した初期には一時的に喋りづらさや違和感があるかもしれませんが、次第に慣れていきます。最終的には滑舌が改善する方向に向かう見込みです。
Q 親知らずの抜歯はどこで行いますか?
福岡市内の熟練した専門医が4名在籍するクリニックをご紹介します。保険診療となり、予約は2〜3ヶ月待ちとなる可能性がありますが、平日受診可能であれば調整がつけやすいです。

これからの流れ

1
📄
治療契約の締結
本日、治療計画にご同意いただき、契約の手続きを進めます。
2
💬
抜歯紹介と装置準備
次回の来院時に、抜歯の紹介状発行、メジアライザー作成のための3Dスキャン、マウスピース(アライナー)の発注を行います。
3
📅
抜歯と装置装着の開始
メジアライザーの装着前、または同時期に下顎の親知らずと左下6番を抜歯し、カリエール装置やメジアライザーを装着して治療を開始します。
💚
痛み様がご自身の歯で健康な噛み合わせと美しい歯並びを目指せるよう、私たちも全力でサポートいたします。一緒に理想の笑顔を手に入れましょう。